2014年12月31日水曜日

良いお年をお迎えください。

大きなトラブルもなく、今年の全てのパフォーマンスを無事に終えられてほっとしています。

いつも応援してくださる皆様、本当に本当にありがとうございます。 応援してくださる方がいらっしゃるから、演奏活動を続けていられます。いつも感謝しています。ありがとうございます。



今年はとても良い一年でした。色んなことがありました。新しい出会いもいっぱいありました。寂しいお別れもありました。初めての場所にもたくさん行きました。今年がこんなに楽しかったんだから、来年はきっともっともっと楽しい一年になると思います。

写真はバルト海と私。とっても寒かったので目が細くなっちゃっていますが(笑)ヨーロッパに行ってきたことは、メインイベントとも言える時間だったのでこの写真にしました。たくさんの刺激をもらって、今後やるべきことが見えてきた気がします。

ではでは、みなさま、良いお年をお迎えください。

粟田麻利子

2014年12月29日月曜日

旅行記(プラハ編)

だいぶ遅くなりましたが、旅行記プラハ編。

既に公開しているリトアニア編はこちら。
<コンペについて>
http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html
< コンペのメンバーについて>
http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_8.html
<リトアニア旅行記>
http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_12.html

リトアニアからラトビア系経由でプラハ入り。ラトビアの空港では、トランジットが元々30分だったのですが、リトアニアからの飛行機が遅れたため、空港内をダッシュ。トイレに行きたいんだけど・・とゲートのお姉さんに言ったら、強くNO!!!!といわれしょうがなく機内に乗り込みました。もちろんアジア人は私だけで、全員席についている状態で私が乗り込んだのでかなり目立ちました。(そりゃ トイレ行く時間ないわーってその瞬間悟りましたね・・。)


この一連の飛行機、エアーバルティックという飛行機を使ったのですが、これねー、ほんと、私には辛い飛行機でした。なんか気圧の調節が上手くいっていないのか、ずーっと耳が痛かったです。でもまわりの人は普通の顔をしていたから、私だけかなぁ・・。とりあえず、早く着いたらいいなーってずっと思っていました。


で、朝9時頃にプラハについて、ホテルからのタクシーをチャーターしていたので、それに乗ってホテルへ。これが、本当に頼んでおいてよかったのです。ヨーロッパに行かれたことのある方はご存知かと思いますが、どこも道は石畳で、大きなスーツケースをゴロゴロするのはとても大変です。その点、ホテルからのタクシーだったからぼったくられることもなかったし、らくちんだしとってもよかったです。


で、ホテルに着いて、もちろんまだチェックインができる時間じゃなかったので、どうしようかなーでも眠いなー(その日は午前1時就寝、3時起床 )とホテルのロビーでゴロゴロしていたら、シャワーだけじゃなくて、バスタブ付きの部屋にしてほしいと頼んでいた私に、「シングルは全室シャワーだけだから、ちょっとアップグレードになるけれど、それでもよかったら広い部屋で、バスタブもある部屋があいてるけど、そこなら今でも入れるけどどうする?」と。眠すぎたので、即オッケー。


で、通された部屋が・・・これって、4人くらい泊まれる部屋・・・しかもリビングまであるし・・。ということで、多少のアップグレードで、とてもとても快適な数日間を過ごせることになりました♡


少し寝て、夕方から街に出てみました。といっても、宿泊したのが中心近くのホテルだったので、どこでも歩いていけるような距離。


ホテルから徒歩5分で、こんな感じ。街全体がディズニーランドです。しかもこの時期、ちょうどクリスマスマーケットををやっていて、ライトアップがとてもきれいでした♪




そして、この子たちもいたーーー♡大好きなクルテクもいっぱいいました。





おなかがすいていたので、事前にリサーチをしていたレストランに。到着して座って気づきました。あーーーここ、NHKの世界ふれあい街歩きでやってたところだーー!!




ビーフシチューみたいなのを頂きました。あとは、フレッシュミントがたっぷり入ったミントティーも。 


翌朝はホテルの朝食を頂きましたが、これがねー、今まで泊まったホテルの中で一番でした。ビュッフェでしたが、全部しっかり手作りされているおかずで、オムレツかクレープ、いかがですか?と声をかけて頂いて、クレープをお願いした私。こんな可愛いのがでてきました♡




満腹になった後は、散策。トラムも走っていますが、どこでも歩いてまわれるくらいの距離なので、結局ぜーーんぶ歩いちゃいました。


街中はこんな感じ。どこを歩いてもとっても雰囲気があってステキです。




カレル橋を通って、お城へ。遠くに見えるのがプラハ城。結構距離ありますが、ショッピングしながら結局お城まで歩いちゃいました。へへへ。




お城に向かう途中の道にも色々可愛いお店があります。しばらく立ち止まってしまったのが、ジンジャーブレッドクッキーのお店。100種類くらい?の繊細なクッキーがたくさんありました。かわいいーー。




お城の敷地に潜入。







ステンドグラスがたくさんありました。光がさして、とっても鮮やかな色合いでした♪ミュシャのステンドグラスもとても美しかったです。



寒かったですが、リトアニアではマイナス10度くらいが毎日だったので、ゼロ度くらいでも思ったより大丈夫だったり(笑)でもこれだけしっかりの防寒です。




その後は教会で行われているコンサートを聴きにいきました。オペラとかを観るという選択もあったのですが、今までの経験で、大作すぎると絶対眠たくなってしまうので(笑)有名な曲ばかり集めた小一時間のコンサートの方が私にはよかったです。なんとなくで入った教会でしたが、教会内はとっても装飾が美しくてびっくりしました。外側は簡素な作りなのに!




ホテルに帰って一休みしようと思ったら、レセプションの横にちょっとした軽食が。なんてステキな心遣いでしょう。またプラハ行くことがあったら絶対ここに泊まるなぁー。(どこのホテルか知りたい方、個人的に聞いてくださいね。)




ということで翌日も、街中を散策しつつ、広げた荷物を片付けつつ、夜はひとりでジャズクラブに潜入。路上でタバコを吸っている人が多かったので、きっとお店は喫煙可だろうな・・と思っていたのですが、これが禁煙。よかったー!




この日のバンド、めちゃかっこよかったです。演奏したのは全曲オリジナルで全曲変拍子でした。でもね、不自然な変拍子ではなく、すっきりしてて聴きやすかったです。 CDも買ってきましたが、お気に入りでヘビロテ中〜♪ここのお店、オーナーセレクトCDショップがあって、ぜーんぶ視聴もさせてくれて、ローカルミュージシャンのCDをいくつか購入してきました。


更にクルテクを求めて、本屋さんにも。いーーっぱい絵本がありました。私が最も好きなカモミールを求めてクルテクが世界中を旅をするエピソードの本をしっかりゲット。チェコ語だから全く読めませんが、内容は分かっているので、問題ナシ!!




鏡の間のコンサートも聴きにいきました。ここは暖房がきいてて、演奏も聴きやすかったです。



滞在最終日のクリスマスツリー。イルミネーションに♡があってかわいいな。とっても大きなツリーでした。




という感じで、プラハはとーーっても 素敵な街でした。またいつか夏に行きたいなー。プラハは、今までダントツ1位だったストックホルムに並ぶくらい大好きな街になりました。

2014年12月12日金曜日

旅行記(リトアニア編)

先日、無事に帰国しました。色んなことがありすぎて、どこから書いたらよいのやらという感じですが、せっかくなので忘れないうちに色々文章にして残しておこうと思います。

リトアニアでのジャズボーカルコンペで思ったことなどはこちらに書いてあります。

http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html 

コンペのメンバーたちについてはこちら。(みんなステキ〜♡)

http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_8.html

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こちらの記事では、完全なる旅行記で。

ということで、まず第一の目的地であるリトアニアのクライペダへ。もちろん一日ではリトアニアまでは行けないので、名古屋−(JAL)−成田−(JAL)−ヘルシンキ−(フィンエアー)−コペンハーゲン−(スカンジナビアエアー)−パランガ−(車で30分)−クライペダと目的地に着くまでに一苦労。でも、今回は大きな味方が♡


なんとJALのビジネスクラスでの渡航ということで、私もウキウキでした。だって機内食も美味しいし、ごろんと横になれるし(私くらいの小さい身体だと寝返りもうてます。笑)しっかり休めました。これ前菜ね。前菜ですでに満腹な私。




ということで一日目はコペンハーゲンまで。途中のヘルシンキでは、さすがムーミンの故郷ということで、ムーミンショップが。でも思ったより小さかったな。




スウェーデンで食べた懐かしのラクリスも売っていました。(北欧の人はみんな大好きみたいです、全然美 味しくないですけど、これ、久しぶりに買って帰ってきました。)



泊まったホテルはこんな感じのデザイナーズホテルでした。




翌朝、リトアニアのパランガまで、スカンジナビアエアーで。パランガに着いた瞬間、寒い!!!!外に出た瞬間、寒い!!!!なのに、私の前を歩くおにーちゃんは半袖。外でも半袖。意味分かんない・・。




東欧独特のどよーんとした曇り空に迎えられます。しばらく高速を走って、滞在するホテルへ。その日はすぐに就寝。夕方3時半頃にはもう暗くなってきて、4時過ぎには真っ暗に。朝も9時すぎまで明るくならないし、昼間がとっても短いです。


街はこんな感じ。クライペダはリトアニア第3の都市らしいです。小さいですけどね。昔からの建物がそのまま残っていて、ドイツ風の建物が多いそうです。みんな英語が上手で、 聞き取りやすかったです。(実際の所、久しぶりに英語を話すので、とっても不安だったのですが、だいたい聞き取れました。だいたいね。)




スーパーはこんな感じ。ミネラルウォーターはたくさんの種類が売っています。炭酸入りのお水が多いです。




それにしても寒い!昼間でもマイナス10度くらい。痛いくらいの寒さはボストン以来な気がします。一番寒い時期はマイナス30度くらいまで行くそうですよ。更にものすごい乾燥感。 なかなか身体がついていかない感じでした。

古い感じが残っている町並みです。街の真ん中に川が流れていて(これがそのままバルト海に繋がっています)船が浮かんでいたりもしますが、この時は凍っていました・・。



バルト海につながる岬まで出てみると、魚釣りの人たちが!!!なんでこんな寒い時期に!?お魚さんなんているんですか!?と尋ねたかったですが、皆さん真剣な顔だったのでやめておきました。笑


翌朝、コンペのリハーサルが朝一番であって、そのあと一日ヒマだったので、リトアニアのイオン的なショッピングモールに連れて行ってもらいました。きれい!新しい!大きい!正直、こんな近代的なモールがあるとは思っていなかったのでびっくりしました。2、3年前にできたばかりとか。日本にも進出しているZARAやH&M、アメリカにあったアルドとか、色々ありました。価格帯はどうなんだろう、日本でも見かけるお店の衣料品の価格をみるとだいたい日本と同じくらいだったので、リトアニア人にとっては高級品なのかもしれません。


本当はローカルアーティストのCDが欲しくてつれてきてもらったのですが、今はitunesやspotifyがほとんどで、CD自体があまり流通していないそうです。CD売り場に行ってもこんな感じ。ノラジョーンズとかはありました。あとはやたらとスティングがかかっていました。最近のではなく、昔のね。English man in New Yorkとかそんな感じ。




このモールの中で驚きの光景が。




これ、お手洗いです。青いです。色の編集してません。これは、こっちに来る前にリサーチしたところ、以前、麻薬とかが蔓延していた時に政府がこれを実施したそうです。静脈が見えなくなって注射が打てなくなるそうです、この色で。トイレに入った瞬間、全部ブルーのライトでびっくりしました。こんな写真を載せるとみんな心配するかもしれませんが、今は激減したそうで、めちゃくちゃ平和でみんなすっごい優しいのでご安心を。


あとは食料品売り場ではやたらとパンの種類が多かったです。




日本っぽいものも売っていました。




あとは、ツリーみたいな形をしたよくわからない食べ物(多分、この地方の食べ物。何か聞き忘れた・・)とか。


ごはんは、全体的に少し塩辛かったですが美味しかったです。寒い地域だからか、酢漬け的なものが多かったです。ピクルスとかマリネとか。初日のランチはハンバーグ的なものとスープと大量のマッシュポテト。こんなに食べられんわー!!!



夕方から翌日のコンペについてのオリエンテーションがあって、ホテルのロビーで迎えのバスを待っていたのですが、バスが来ない・・。ということでしょうがないので自分で行こうとしたものの、焦って全く違う方向へ、リトアニアで迷子になりました(>_<) 本屋さんのおばちゃまにおしえてもらって、汗だくで着くと、ちょうど演奏順を決めるところでした。その演奏順の決め方がかわいい!


なんと、折り紙の鶴!!!!!





みんな、オ〜リィ〜ガァ〜ミィ〜って言ってました。この中に演奏順の番号が書かれていたのですが、みんな上手く開けずに、破ってました(笑)私がきれいに鶴を折り直したら、おおおおーーー!日本人はみんなできるの?と賞賛の声が。翌日に風船を折ってあげたら、みんな驚いていました。もっと難しいのが折れたらよかったな。


ということで、この翌日はコンペ。コンペの様子はこちらで。

http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html

素敵な仲間たちの紹介はこちら。

http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_8.html

2014年12月8日月曜日

旅行記(リトアニアのコンペメンバーたち)

とりあえず、コンペのメンバーと関係者たちの写真から。





もちろん、誰が一位で・・とか結果は出たんですが、誰一人として、私の方があの子より上手いし〜!とかそういう雰囲気の子はおらず、みんなで友達になって、情報交換して、仲間って感じなのがとってもよかったです。本当に行ってよかったなと思います。彼らに出会えて、たくさんの刺激をもらえたことが、今後、私の大きな財産になると思います。


大好きなふたり。

その1。スペインのPaula Grandeちゃん。



2013年のモントルーの動画がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=4OnEJHviFC0



https://www.youtube.com/watch?v=FLFkbJlIyKo




彼女はとっても華奢で、お目めクリクリで、明るいかわいい子でした♡バルセロナに1度行ったことがあるよと言ったら、絶対また来て!うちに泊まっていいから!と。本当に気さくで、でも音楽に対しては本当に真摯で謙虚な子でした。


リトアニアの空港で。朝4時。バイバイ、また会おうね♡



大好きその2。エストニアのKristjan Ilmaeくん。



本当に素敵な歌を歌う子でした。帰国して彼の動画を検索していたら・・ちょっとちょっと、すっごい有名人じゃんか、きみっ!!!!知らんかったよ、私は。

https://www.youtube.com/watch?v=Z5TMM4Xu-PI




彼、将来もっと有名になると思います。私のイチオシ。コンペの時はこの映像よりも更に更に素敵だったなー♡My foolish heartとかたまらんかったー。キュンキュンしました♡まだ20代でこれだけ素敵に歌える人、なかなかいないと思います。エストニアではジャズは全然盛んではなく、バークリーとかも学費が高すぎて、エストニアで相当稼いでいる人とかじゃないと行けないくらいのレベルだそうです。奨学金もらいながら、ウェイターをしながら、アムステルダムでジャズを勉強中のクリスチャンに注目です。おそらく、来年のモントルーにも出場するのではないのだろうか?と期待しています。早くCD出してほしいなぁ。


あとトピックとしては、リトアニア人の美しいことったら、もう。あの目で見つめられたらドキドキしちゃう。笑。


色々お世話をしてくれた二人。空港まで迎えにきてくれました。モデルさんみたいでしょ?普通の大学生のレベルがこれ。レベル高い♡





こんな感じ。みんな本当に美人さんたちでした♡




2014年12月2日火曜日

旅行記(コンペについて)

I couldn't make the final. Oh well, competiton is competiton...But I was totally being myself in my 10 mins performance. 

ファイナルに行けませんでした。応援して下さった方、ありがとうございました。応援に応えられなくてごめんなさい。本音を言うと、とてもとても悔しくて、正直なんでこの子が?というのもありました。なのできっと私の好みとは違う視点の審査だったのでしょう。でもこれがコンペです。しょうがない。少なくともパフォーマンスの10分は、間違いなく私は私自身でいられたことが救いです。


終わった後に、客席のリトアニア人から、君は通ると思ったけど残念だよ、でも僕は君のパフォーマンスに美学みたいなのを感じた、印象に残ってるよと声をかけてもらったのは嬉しかったです。誰かひとりにでも届いたのなら、よかった。


ということで、ここまではfacebookに投稿したのと同じ内容です。


コンペの翌日、朝4時にリトアニアの空港に向かい、5時過ぎの飛行機でラトビアを経由して、プラハ行きの飛行機でコンペの中で思ったことを書きました。感じたことを忘れないために。自分のために書くので、興味のある方だけどうぞ。写真特集はまた別の記事で。


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今回、久しぶりに海外に出て、コンペに参加させてもらって、大きな刺激をもらいました。これを機に、確実に変わると思います。変わらなくちゃいけないと思います。Facebookに頂いたコメントの言葉をお借りするなら、まさに種まきをした感じです。種を蒔かなければ、花は咲きませんし、蒔いてきちんとお世話すれば、いつか必ずお花は咲きますから。


結果自体を言うなら確かに残念なのですが、もう既にそういう気持ちはプラハに来るまで昇華され、やるべきことが頭の中で明確になったという感じです。


結果云々よりも、何よりもっとも大きな収獲は、世界中にジャズが好きで日々真摯に向き合っている若い人たちが沢山いるということを身をもって知ったこと、そして、素敵なパフォーマンスをする人ほど、とてもPoliteで、humbleで、kindで、とにかくniceでsweetだということを改めて実感したことです。


バークリー留学中にも感じましたが、演奏が上手い人ほど、周りに気を配れる人で、ナイスな人が多いです。逆に言ったらそういう人じゃないと、みんなの信頼を得られないことをちゃんと知っているのでしょう。

常に謙虚で、真摯な姿勢で、ナイスな笑顔で。

そして、ヨーロッパ、今回は特に東欧のシンガーのレベルは非常に高いということもよく分かりました。
アレンジも、おおー!と皆を驚かせるものがいっぱいありました。早速、アイデアをもらって色々書きたいです。いま、手元にピアノがないから頭の中でですが。とてもモダンにリハモしてあったり、ビートボックスで始めたり、ボーカリーズをやったり、タイムフィールをどんどん変えていったり。彼らが生まれつき持っているタイムフィールとかにも何か秘密があるのかもしれません。


今はほとんどitunesやspotifyで、リトアニア国内にはほぼCDは流通していないようで、ローカルアーティストのジャズCDは手に入れられなかったのですが(アーティストの名前は沢山、手に入れました!)、リトアニアの民族音楽のCDも一枚手に入れたので、何かアイデアがもらえたらいいなと思います。


そして、パフォーマンスは、みんなとにかくソロが上手い。日本人、テーマを歌ってるだけじゃ、ダメですよ、ほんと。これは自戒も込めて。テーマ歌ってるだけじゃ、音楽のとても浅いところしか見えてないと思います。 実際の演奏ではソロはとらなかったとしても、本当は全ての曲で完璧にハンドル できる状態で舞台に臨まないといけないなぁと。勿論とても大 変なことですが。彼らの演奏を聴いていて、ズバズバ斬り込んでいく感じ、潔くて、でも全てちゃんとコントロールされていて気持ちが良かったです。決して大声を出さず、自身がナチュラルにいられるところで、まさに会話をする感じ。


私の中でのピカイチは、エストニアの男の子。人生で初めて会ったエストニア人です。とにかくまず、声がスイートでチャーミングで、彼のmy foolish heartとmoody's mood for loveはキュンキュンしました。ソロもナチュラルで素敵。マイクの使い方も旨かったです。

彼はいま、アムステルダムに留学中とのことで、毎日ウェイターして学費を稼ぎながら勉強していると言っていましたが、近い将来きっと有名になると思うし、なってほしいなと思います。彼は人柄も、ものすごく謙虚な人でした。来年のモントルーに応募しよっかなって言ってたので、きっと彼の活躍がみられるのでは?と思っています。

そして、ピカイチその2は、スペインの女の子。隣の部屋で、帰りの飛行機も乗り換え途中のラトビアまで一緒でした。彼女もとにかくナイスな人で、私が一人でいると一緒にいく?と毎回声をかけてくれるようなとても優しい子。去年モントルーにも出ていたという実力の持ち主なのに、彼女も本当に謙虚な人でした。


彼女の他にもオリジナルを歌った子がいて、でもオリジナルはなんだか今回は全く評価されなかった感がありましたが、バルセロナ出身の彼女は、カタラーナ語でめちゃくちゃかっこいいオリジナルを披露していました。one note sambaもおしゃれなリハモがしてあって、コードプログレッションもカラフルで、私はとても気に入りました。本人はバンドと息が合わなくて不満だったみたいですけどね。


そして、素敵な美的センス!クルクルの髪の毛に濃いめのアイライン、真っ赤な口紅、タイトな短いドレス。そうそう、誰一人として、日本のコンペでありがちな長いドレスを着ている人はいませんでした。みんなもっとシンプルなドレスで、ナチュラルで。アクセサリーを1つだけ豪華なものをつける感じ。どちらかというと、日本のコンペの感じよりこちらの方が私自身は好みです。プライベートの服もみんな可愛くて、真似したくなりました。イオン的なモールに連れて行ってもらったときに、密かにかわいい衣装を1着買いました。


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そして、番外編としては、国全体として、喫煙率がとても高い!!これには驚きました。街角で吸っている人が多いのはもちろん、参加していたシンガーも半分くらいは吸っていたと思います。私はこの国には住めないな(笑)




あとはあまりにも乾燥していて、私は息が苦しいくらいなのに、おそらくリトアニアには加湿器というのも自体が存在しないということ。バスタブのある部屋に変えて欲しいと言ったらオッケー、湯沸かしポットを貸して欲しいと言ったらオッケー、でも、加湿器は単語すら通じませんでした。すごいドライだけど辛くないの?とバンドメンバーに聞いたら、うん!辛い!と言っていたので、多分乾燥感は彼らもあるんだと思いますが。携帯用の加湿器を 私が持っていたら、日本にはさー、そういうクールなものがいっぱいあるよねー ー、ほんと一度行ってみたいよーとみんなに言われました。いかに私たち日本人が日々恵まれているかということですね。

今回はジャズのコンペで行ったわけですが、街中で流れているのは80sという感じかなぁと。 必ずしも80sというわけではないですが、昔のスティングとか、ジョージベンソンとか、スムースジャズとか。スティングはやたらと流れていました。ジャズバーでも、ジャズというよりは、オールディーズとかな雰囲気でした。行った日がたまたまそうだったのかもしれませんが。


大きくて新しいイオン的なモールもあり、iPadやiPhoneも売っていましたが、全体的にどちらかというとやはり貧しい国という印象があり、20年くらい前の日本?なのかなぁと。勝手な印象ですが。でもそこに住む人たちはみんな優しく、穏やかでした。朝9時くらいまで暗くて、3時半すぎたら段々薄暗くなる感じで、昼間もほとんどの日が曇り空でした。どんより。ちなみにご飯は美味しかったです。彼らは毎日何かしらのお肉を食べないと気が済まないみたいです。(もちろんベジタリアンもいました)モリモリにマッシュポテトを盛られて、1/4くらいしか食べられませんでした。よく食べる割にはみんなスリムでした。このあたりはまた別記事で。


そうそう、リトアニアの女の子はみんなスリムで可愛かったです。モデルさんか女優さんが来たのかと思うほど。背は意外とそんなに高くなかったのですが、顔が小さくて、真っ青な大きな瞳で、高い鼻で、金髪、肌は透き通るような白さ、絵に描いたようなお姫様がいっぱいいました。みんな真っ赤な口紅がとっても似合っていました。このあたりもまた写真を含めてレポートしますね。


では、プラハを満喫してきまーす♡ホテルが最高に心地よすぎて、街全体がリアルおとぎの国で、完全にリラックスしています。写真も楽しみにしてて下さいね。ではSee you soon♡


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コンペ参加者についての記事はこちら
http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_8.html

リトアニアの旅行記はこちら
http://awadamariko.blogspot.jp/2014/12/blog-post_12.html