2011年2月9日水曜日

Alfie

私は好きな作曲家は誰か?と訊かれたら、コールポーター、ジョージガーシュイン、アンドリューロイドウェーバー、バーンスタインなどなど、挙げ始めたらきりがないんですが、大好きな作曲家ナンバー1はバートバカラックです。

私がまだバークリーに通っていた頃、彼の曲ばかりを演奏するコンサートがありました。友人たちと一緒に聴きにいったら、なんとバカラック本人が来ていたのです。しかも私がいた席のかなり近くに座っていて・・会場が暗かったので、彼が立ち上がるまで全然気づきませんでした。

舞台上にあがった彼が披露してくれた1曲、アルフィー。このYoutubeの映像は、バークリーでのコンサートのものではないですが、バークリーでのコンサートのちょうど2ヶ月後くらいのものです。今朝、偶然みつけました。What's it all about, Alfie?と歌い出しただけで、涙がこぼれてしまったあの時。あぁ、ボストンに来てよかった。この歌を聴けただけで、アメリカに来た意味があった。それくらい私の心を揺さぶる歌でした。


(注:歌は3分経った頃から始まりますよ。)

彼の演奏を聴いて以来、彼の演奏が心に残りすぎていて、なかなかこの歌を歌おうという気になれませんでした。好きすぎて、怖くて歌えないというのが、正直なところでしょうか。でも、ものすごくシンプルに挑戦してみようかなと思いました。さて、いつご披露できるでしょうか。あー、聴いてたらまた、ぐぐっと熱いものが・・・涙。

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